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登山名:富士山(静岡県)
登山日:2015/07/29(水)
天気:雨のち曇り
下調べ:
・天気予報
1週間前と3日前は晴れのち曇りの予報でしたが、登山前日に調べてみると雨のち曇りの予報が出てました><
・山小屋の物価
飲み物は標高が高くになるにつれて値段が上がります。7合目では500mlペットボトルは400円、8合目付近から頂上は500円になります。スバルライン5合目では200円。
・コース
4つのコースがあります。山梨県側の吉田ルートと静岡県側の富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートがあります。
今回は吉田ルートを登ることにします。

 

持ち物:
服装(登山靴・タイツ・ズボン・Tシャツ・ザック30L)、パーカー1枚、長そでシャツ2枚、Tシャツ7枚、レインウェア、非常食、水2.5L、デジカメ、ヘッドライト
 

■大抵の人は富士スバルライン5合目から頂上を目指します。でも登山前日に思ったのが1合目ってないのかな?と思い調べてみることにしました。ありました。馬返しってところまで富士山駅からバスで向かいそこから歩くコースです。でも馬返しまでのバスの本数が少なすぎるため、富士山駅から富士山頂上まで歩くことに決めました。5合目から登ったら皆と一緒でつまらないもんね^^;

 

■全体マップ

 

■富士山駅に23:30頃に着きました。5番乗り場が富士山5合目と馬返しに行くためのバス乗り場となります。さて、馬返しまで歩いていくのに道がわからないのでタクシーの運転手さんに聞いてみると、富士山駅をみて西に進み大通りを登っていき、一つ目の信号を左に曲がり、次の信号を右に曲がって、ひたすら歩いていくと馬返しに着くといわれました。

■西に5分ぐらい進むと大通りを見つけ浅間神社の看板を見つけました。ゆるやかな坂を信号まで登っていきます。信号を左に曲がってしばらく行くとなにやら神社の入り口が。。。行ってみることにします。

■真っ暗。怖いぃぃー。霧が立ち込めてるし、何か出てきそう。。鳥居をくぐると大きな杉の木が!
湧水を発見!水汲みは禁止と書いてあります。飲めるのかな?湧水なので飲めるだろうと思い少し飲んでみる。。美味しい! まだペットボトルはそんなに飲んでいなかったので、水は汲まないことに。何処が登山に通ずる道か暗くて彷徨うw

■ここだと思い進んでみる。鳥居があり進んでみる。誰かがこっちを見てるーー。ギャーーーーー。なんだよ石像か。。あーもう怖い。

■少し進むと登山道の看板が!!ε-(´∀`*)ホッ
ここからずっと舗装された道路を登っていきます。途中に富士スバルラインとの分岐点があります。吉田口登山道を進んでいきます。

■中の茶屋を発見!仮設トイレがありました。薄明かりが家から漏れてる。誰かいるのかな?怖いぞ。暗くてどっちに進めばいいかわからん。そうだ!ヘッドライトを持ってきたんだ!おぉおお看板を発見! ここで注意! 中の茶屋左手に見ながら登山道を進んでいきます。

■暫く進むとようやく馬返しに1:40頃に着きます。ここにも仮設トイレがあります。富士山駅から2時間ちょっとかかりました。駐車場になっていて、車が10台ぐらいありました。登山届提出箱がありますw書きません。何処に次に行くコースがあるのかわかりません。

■バス停の左にコースがありました。先を進むことにします。
10分ぐらい歩くと1合目があります。

■2合目に着きました。左に行くと鳥居があり、右に進むと3合目に向かいます。
3合目に着きました。以前はここに小屋があったと思われます。激しく壊れています。

■4合目に着きました。1合目からずっと緩やかな山道です。
5合目に着きました。少し道も急になってきました。途中舗装された道路を渡ります。
里見平という小屋に着きました。トイレがありましたが、宿泊の人しか使っていけないそうです。

■6合目に着きました。時間は5:30頃。富士山安全指導センターがあります。ここで座って持ってきたサンドイッチを食べます。美味しい。警備員のおじさんがいたので、今日の天気を聞いてみると午後から大雨だそう。。聞かなければよかった。。午後より午前中にさんざん雨に振られるんだけどね><

■6合目から7合目までは、舗装された階段や道を登っていきます。少し登ってるが、雲の切れ間からご来光を見ることができ、眩しいぞーーー!!
7合目に着きました。花小屋の後ろには犬がいました。ここからが少し急になっていき本格な登山となっていきます。

■8合目に着きました。よっしゃーもう少しだー!雨が降ってきたのでレインコートに着替えるために小屋に入ってもいいかと聞くと、駄目って、ケチー。素泊まり6800円、1時間の休憩1100円らしい。
よし、結構歩いたなー9合目かなと思いきや、本八合目だとーー!!ここからが非常に眠くなる。眠たくなる原因が、高山病それとも深夜から登っていて寝てないせいかがわからない。酸素が薄いように感じる><

■また結構歩いたので今度こそ9合目かと思いきや、八合5勺だとーー!!眠気がピーク!気をしっかり持って進むことにする。ちなみにここまで小屋があるごとに休んでいます!高山病予防には、ゆっくり進むこと、水分補給をしっかりすることです。ここの御来光館が頂上までの最後の小屋となりました。9合目まで後200m!ここからがまた長い!

■9合目着きました!小屋は激しくつぶれてましたw頂上まで400m!よっしゃー!
富士山山頂まで200m!ここからが一番長かったw結構急な岩場だし!景色は霧のせいで見えず><。白い鳥居をくぐり、20階段ぐらい登れば頂上!

■初登頂゙━━━d(*゚∀゚*)b━━━!!お昼12時頃!山口屋本店でおでんを食べる!いやー疲れた後の食事は美味しいね!自販機もあり、トイレは300円で使用できます。噴火口を覗きに行きます!でかい!やはり日本一の山だ!少し雪が残ってました。
下りは、吉田ルートは登りと分かれています。永遠に砂利道を進みます。

■途中で吉田と須走の下山ルート分岐点がありますので、間違えないように!
吉田ルートは小屋の裏手を通っていきます。
下りは、ベンチもありませんw大きな石がありましたので休むこととします。7合目には公衆トイレがあります。
この中をお通りください?なんだこれは。。落石をよけるための通路みたいです。数か所に設置してあります。通りませんでしたが^^;
後ろからブーンと乗り物の音が。。外人さんが毛布にくるまれて乗っているではないですか!!彼女も一緒に乗っていて心配そうにしていて、過ぎ去って行った。。。顔色悪そうだった。 ケーブルカーが通ってないため、具合が悪くなった時が大変だ。

■6合目の富士山安全指導センターまで戻ってきました。後は緩やかな道を歩いて、富士スバルライン5合目まで歩いていくだけです。
富士スバルライン5合目に着きました。16:30頃。この3件が飲み食いできるお店です。真ん中の富士みはらしというお店に入り、ハヤシライスを注文するとライスが富士山のような形に!味は美味しい!5合目に降りた時には富士山には霧が一切かかっていなかった!!くそーー。。

18時発のバスで富士山駅に向かいます。先に河口湖駅を経由したので、河口湖駅で降りてみることに。吉田うどんっていうのが名物みたいなことが記載してあったので注文してみるとめん堅いし、人参生っぽいし、つゆそんなに美味しくないしw 締めのごはんは残念でした>< これなら普通の讃岐うどんの方が全然美味しい。

■感想
初めての方は5合目から登りましょう!富士山駅からはかなり厳しかったです。山小屋の人に何処から来たのって言われた時に富士山駅から来たと言ったとき、やり過ぎwと言われました^v^;
できるだけ持ち物は軽くした方が登頂しやすいかもです。ウイダーインゼリーは助かりました。疲れてきて食べ物が口に入らない時にさっと栄養補給になり力となってくれるので持参はお勧めです。カロリーメイトよりも。
装備は必ず揃えてから行きましょう。登山靴・レインウェアは必須です!
いきなり富士山へ挑戦するのはやめた方がいいです。少し他の山を登りならしましょう!酸素が8合目付近から薄くなってくるので、全力で息を吐き吸いましょう。ペットボトルは500mlを2本ぐらい持ち、足りなくなったら山小屋で買うことをお勧めします。少し高いですが、あまり持っていくと持ち運びが大変なため。
ずっと曇りや雨でしたが、登山には小雨は逆に気持ちいいですね。
富士山駅(標高809m)~富士山山頂(標高3776m) 標高差約3000m^^

■歩行距離
富士山駅~浅間神社                2km
浅間神社~中の茶屋           4.6km
中の茶屋~馬返し                4.2km
馬返し~6合目安全指導センター   5.4km
6合目安全指導センター~山頂      5km
山頂~富士スバルライン5合目      8km
計:29.2km

歩いた時間:16~17時間

 

・富士山登頂のための10のポイント
意識してゆっくり歩く
小股で歩く
休憩のリズムを決める
チョコチョコと、かつ積極的に食べる
体を冷やさない、大汗をかかない、紫外線に当たらない
人に抜かれても気にしない
頂上での御来光は(状況次第では)あきらめる
お鉢めぐりは(状況次第では)あきらめる
レインウェアと靴はしっかりと
あいさつをたのしむ

 

登山一日に必要な水分は、体重×行動時間×5と言われています。体重50キロの人が5時間の山行をするとすれば、50×5×5=1250。つまり、1リットルと少しという計算になります。富士登山では9時間くらいの行動時間になりますから、2リットルは持参して、残りは山小屋で調達すればいいと考えられます。

富士登山の基地となる5合目は、お買い物ができる施設が集まっていますから、足らないものはここで買っていきましょう。エネルギー補給のための飴やちょっとした行動食も必ず準備してください。そして5合目では高度順応を兼ねて1時間以上休憩をとりましょう。ここで早めの夕食をとって、ゆったりと一泊目の山小屋に向かうのもいいですね。

 

・登山時期
富士山に登れる期間は1年間にたった2カ月間(7月~8月末)。開山期間が決まっています。その期間を外すとトイレも山小屋も売店も便利なバスツアーも無く、路線バスの本数も少なくなります。
マイカー規制期間中は指定の駐車場を利用し、そこからシャトルバス(有料)で五合目に向かいます。吉田口、富士宮口、須走口の3つでマイカー規制を実地しており、御殿場口へのマイカー規制はありません。

 

・高山病
高地は、低地と比べて酸素が薄く、富士山は低地と比べて空気が60%くらい薄いと言われています。
症状としては「頭痛」「吐気」「眠気」です。
高山病は、年齢や性別などに関係なくなる可能性があります。
・高山病の対処方法
高いところに登ると、酸素が薄くなります。その薄い状態に体を慣らすと、高山病になる可能性が減ります。
具体的には、高所に着いたら、少しその場にとどまり、その場の酸素の薄さに慣れるようにします。
まず、各登山口に着いたら、1時間くらいはその場にとどまり、のんびりしておきましょう。深呼吸も意識してするとよいでしょう。
このほか、登山中にもところどころで止まってくつろぐと、より高所順応が万全となります。
酸素がないために引き起こされる病気ですので、酸素を肺に取り入れるため、積極的に深呼吸をしましょう。
深呼吸のコツは、肺にある空気をすべて吐き出すという点です。
空気をすべて吐けば、あとは入ってくるだけです。
肺にある空気を出さないと、空気が肺の中に残ってしまい、吸える酸素の量が限られてしまいます。必ず、吐き出した後に、吸うようにしましょう。
水分を取るのも高山病に有効です。
大量に取ると、トイレが近くなるだけですので、15分に一口、30分に一口というように、定期的に少しずつ飲むようにしましょう。
高山病は、高いところにいるから発生する病気です。
このため、高いところから降りれば、治まります。
特に、頂上付近まで来ていたら、降りるのが悔しいかもしれませんが、それでも状況が良くならないのに登って、余計体調を悪くしたら、元も子もありません。
最悪、死につながる病気であるということを思い浮かべ、勇気ある撤退をしましょう。
酸素缶を使用するよりかは、正しい深呼吸の仕方を学び、行った方が有効のように思えます。
親指と人差し指の間の付け根辺りをギュッと押すと、そこのツボが高山病に効くという話があります。
本当かどうかはわかりませんが、特に難しいことでもありませんので、深呼吸をしながらグイグイ押してみましょう。

 

吉田ルート
http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/route_yoshida.pdf
富士宮ルート
http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/route_fujinomiya.pdf
須走ルート
http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/route_subashiri.pdf
御殿場ルート
http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/route_gotenba.pdf
全体図
http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/fujisanmap.pdf

 

吉田ルートについて
往復の距離    約14km
所要時間    登り:6時間10分 下り:3時間30分
バス料金:富士山駅もしくは河口湖駅 ~ 富士山五合目(富士スバルライン五合目)
大人料金:片道1540円 / 往復:2100円
子供料金:片道770円 / 往復1050円
お鉢めぐり1時間30分
このルートの特徴は首都圏からのアクセスが便利で、山小屋も豊富です。

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